2011年の心筋梗塞後のリハビリの動向
2014/07/27
今年は、心筋梗塞のリハビリで流れが変わった年だったような気がします。
http://blog.goo.ne.jp/jp280/e/8505edf219ec9d1617ad013ddcf743e7
名古屋高裁で、患者勝訴の逆転判決 がありました。
判決自体は、単に医師の過失を認めたものですが、最も影響を受けると思われるのが、 リハビリです。今までは通常7割は心臓が休んでいる、3割壊死しても残りの7割を鍛えれば元に近く戻れる、という概念が支配的でした。
今年はこの概念が覆った年ではないでしょうか。
壊死したものは戻らない、余分なリハビリをすれば、死につながる、という考え方が支配的になっていくのではないでしょうか。
例えば週休2日で160時間働いていた心臓が休みなしで240時間働くことになるのと同じことです。
これでは、残りの心臓が怒ってしまいます。
関連記事
-
1月は心筋梗塞での死亡が一番多い月です。
1月は心筋梗塞での死亡が一番多い月です。 1月だけ突出しているわけではありませんが、寒い時期は注意し
-
サラバ!血液のにごり 心筋梗塞を防ぐ新常識(NHK 「ためしてがってん」から)
詳しくは NHKの番組サイト http://www9.nhk.or.jp/gatten/archiv
-
血管年齢を無料で測定してくれます
”ゴゴスマ?GOGO!Smile!? 2015年7月14日(火)13:5
-
心筋梗塞の余後
一度心筋梗塞を発症した人が一番気になるのが、 あと何年、どんな状態で生きられるのか、 という事ではな
-
心筋梗塞のDNA
救急車とその先の救急病院で必ず聞かれるのが、「心筋梗塞になった親族いますか?」 ご参考
-
NHK「今日の健康」で「心筋梗塞を防ぐ」シリーズ その4(心筋梗塞を防ぐ「カテーテルかバイパス手術か」)
詳しくは NHKの番組サイト 2015年8月13日(木)放送 心筋梗塞を防ぐ「カテーテルかバイパス手
-
心筋梗塞の重症度
「天海祐希さんが心筋梗塞、舞台降板 診断は軽度」のニュースが入ってきた。 下記心臓の図でわかる通り、
-
第77回日本循環器学会学術集会
学会自体の案内 http://www2.convention.co.jp/jcs2013/japan
-
恩師の心筋梗塞(出会い?生還)
お中元はいつも早めの6月すぐに手配している。 今年、1人だけ遅れた人がいます。 直筆で
-
夏は心筋梗塞に最も注意が必要な季節です
夏は心筋梗塞に最も注意が必要な季節です。 特に梅雨明けから1ケ月。 先日(2013.7
- PREV
- 数字で見た心筋梗塞
- NEXT
- 2011年12月の心筋梗塞のリハビリ