心筋梗塞から復活した人–「伊東光晴」先生
2018/12/09
今月、世界を代表する経済学者・ピケティが来日し、経済学がブームになっています。著書「21世紀の資本」は6千円近くする本にも関わらず、発行部数は100万部を突破。今の安倍政権の政策だと、「格差は広がる」旨、東大で行った講演でも言っています。
その半年前、安倍政権批判「アベノミクス批判――四本の矢を折る」を書いた日本の経済学者
伊東光晴先生が、重篤な心筋梗塞から復活しています。
伊東光晴先生の生年月日
1927年9月11日(現在:87歳)
心筋梗塞発症時の年齢
2012年2月15日(発症時:84歳)
発症時の状況
東京都千代田区内幸町の日本記者クラブで「原子力発電の経済学」の題で講演中。
30分ほどして言葉が途切れ、心肺停止。
幸いなことに、
講演を聞いていた中に医師がいた、
さらに、
AEDが近くにあった
為に、すぐに脈と呼吸は戻った。
*なお、当時、「原発」の問題で精力的に講演活動をしていた。
入院
意識は戻らず、3週間低体温治療
奇跡的に意識を取り戻す。
倒れて約1カ月、東京医科歯科大病院に入院。
また、AEDの影響で、肝臓が破れた為、縫い合わせ手術。
退院後
アベノミックスの経済政策を分析
2014.7に
「アベノミクス批判――四本の矢を折」
を発表。
2014.12に行われた衆議院解散総選挙で、反自民党のバイブルとない。
現在(2015.2.8)も、今は体調を気遣いながら「人生最後の論文を執筆している」という。
なお、心拍数が40程度で、成人男性の正常値の半分程度しかない。主治医からは『いつ倒れてもおかしくない』と言われている。
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