*

手術初心者は必読!僕の手術初体験 その1 救急病院の待合室で「救急車呼んでくれ」と叫ぶ

      2018/12/09

このエントリーをはてなブックマークに追加
Share on Facebook
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Google Bookmarks

1週間断続的に、心臓がヅキヅキと痛む。
間隔が狭まって、もう我慢できない。
午後7時、近くの救急病院へ。
僕は3番目だった。
1番目が下痢した子供とその母親。
2番目が家庭内暴力で旦那に殴られたおばさんと彼女を連れてきた民生委員のおばさん。

待ち行列一番目の下痢した子供とその母親が診察室に入る。
声が聞こえる。
子供:「下痢治った」
母:「この子はいっつもそういうんです。お医者さんが嫌いなんです。」

 

僕:(激痛に我慢できない→当直のガードマンに)
「心臓に激痛が走ってます。我慢できません。」
ガードマン:「じゃ、その旨受付用紙に記入してください。」
僕:(胸を押さえてしゃがみ込む)
ガードマン:(無反応)

救急車読んでくれと叫ぶ

医者:「お薬だすから、ちゃんと飲めるかな?」
子供:「下痢治った」
母:「この子はいっつもそういうんです。お医者さんとお薬が嫌いなんです。」

この段階で意識がもうろうとしてきて、会話も耳に入らない。

何か、1番目の下痢した子供は終わったようだ。
時計を見ると7時30分。30分かかった。

2番目が家庭内暴力で旦那に殴られたおばさんと彼女を連れてきた民生委員のおばさんが
診察室に入る。
もう会話を聞く余裕もない。

この頃になると、激痛で意識が断続的。
心臓が痛いだけではなく、胃を取り出されるような痛み、さらにあごの骨がボキボキと折れていく痛みが加わる。

やっと家庭内暴力で旦那に殴られたおばさんと彼女を連れてきた民生委員のおばさんが診察室からでてきた。
時計を見ると8時ちょうど。
1人30分が診察時間だ、と思ったら、民生委員のおばさんが、医者をつかまえて話を始める。
*僕は横になっていた待合室のソファからころげ落ちる。大きな音がした。

民生委員のおばさん:「先生、この人はこんな暴力振るわれても家に帰っちゃうんです。」
医者:「殴られたっていっても、痣にも何もなってないですよ。」
民生委員のおばさん:「あたしの家に行くように先生も言ってください。」
医者:「ここは病院なんで、そういうことは役所とか機関があると思います。」
こういうやり取りが30分続く。

僕は、民生委員のおばさんへの怒りで意識が戻ってきた。
「このババア、いい加減にしろ」
言ったつもりだが、声になっていないようだ。
セリフを変えてみる。
「救急車、呼んでください。」
*トータルで詳しい手術の内容は
「僕の心筋梗塞体験記」

 

 -僕の手術初体験(事実ですがお笑いネタ様に書いてます), , ,

  関連記事

手術初心者は必読!僕の手術初体験 その4 手術中に休憩。

手術が始まる。 冠状動脈が詰まった部分(狭窄)をカテーテルっていう管を右足の裏から通してとる。 局部

手術初心者は必読!僕の手術初体験 その5 手術の前は冗談言っちゃう。

退院の前に、検査のため手術をする。 カテーテルを心臓まで通す。 結構あぶない手術。   看

手術初心者は必読!僕の手術初体験 その2 「心臓が痛い」→検索のつもりが「臓」を忘れた。

心筋梗塞専門の病院へ向かう救急車の中で、痛み止め、グリセリンなどの処置で、楽になる。 救急士:「もっ

手術初心者は必読!僕の手術初体験 その3 救急患者は無言でいると手術に合意した事に。

専門病院に着いたら、女医が待ち構えていた。 いきなり毛剃り。 何かの診察するのかと思った。 後で考え

特定健康審査等 受診結果通知表

下の画像が「特定健康審査等 受診結果通知表」 2017.7.25受診 問題なのは GOT(30以下)

「心筋梗塞経験者とその家族の九十九里浜を歩こう会」のご案内

2016.11.4 季節も変わり、寒くなりました。 「心筋梗塞経験者とその家族の九十九里浜を歩こう会

心筋梗塞の余後

一度心筋梗塞を発症した人が一番気になるのが、 あと何年、どんな状態で生きられるのか、 という事ではな

気になったTwitter

    皆様にお知らせ致しております。メモリアルに関する方々に読んで頂きたいです

心筋梗塞で亡くなられた故・松田直樹選手のお姉様は現役の看護師さんです

「松田直樹 姉」Twitterのアカウントをお持ちです。   週刊女性の人間ドキュメントに