飲んでいる薬
2018/12/09
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「心筋梗塞二次予防ガイドライン」
公益財団法人 日本心臓財団 から、「心筋梗塞二次予防ガイドライン」が出ています。
以下、引用です。
1. 抗血小板薬・抗凝血薬 | アスピリン50?162 mg これが禁忌の場合 トラピジル300 mg 投与 心房細動,左室瘤合併例でのワルファリン投与 |
2. β遮断薬 | 低リスク群以外の心筋梗塞 梗塞後狭心症,高血圧を合併するもの 急性期に心不全のあったものや梗塞範囲の大きいもの(投与に関しては心不全の状態に応じて少量から開始し,徐々に増量する) |
?3. 脂質代謝異常改善薬 | ?高LDL コレステロール血症にスタチン投与 |
?4. 硝酸薬・ニコランジル | ?梗塞後狭心症や新たな心筋虚血に硝酸薬屯用または短期間投与 |
?安定狭心症を伴う心筋梗塞にニコランジル投与 | |
?5. カルシウム拮抗薬 | ?β遮断薬が使用できず,心不全,房室ブロックのない症例で心筋梗塞後の心筋虚血の軽減,または頻脈性心房細動の脈拍コントロール目的でベラパミルまたはジルチアゼム投与 |
?6. ACE 阻害薬・アンジオテンシンII受容体拮抗薬 | ?ハイリスク患者(広範囲梗塞,左心不全)の発症早期に低用量から増量してACE 阻害薬投与 |
?中等度以上の左心機能低下例(EF<40 %)にACE 阻害薬投与 | |
中等度以上の左心機能低下例(EF<40 %)にACE 阻害薬投与 | |
急性期からアンジオテンシンII受容体拮抗薬投与 | |
7. 抗不整脈療法 | 心房細動に対する心拍数コントロール |
心室期外収縮,非持続性心室頻拍,持続性心室頻拍,心室細動に対するβ遮断薬(禁忌例を除いて積極的に) | |
症候性の心室期外収縮(≧ 10 個/時間)および非持続性心室頻拍(LVEF ≧ 40 %)に対するアミオダロン | |
安定した血行動態の持続性心室頻拍に対するアミオダロンあるいはdl-ソタロール | |
植込み型除細動器が使用できない例で心室細動あるいは血行動態の破綻を来す持続性心室頻拍に対するアミオダロン | |
植込み型除細動器 |
交感神経系の興奮は、ノルアドレナリンがβ受容体に結合することによって、心臓や血管に伝わりますβ遮断薬は、β受容体に結合してノルアドレナリンの結合を妨げることによって心臓の心拍数を減らし収縮力を弱めます。その結果、血圧が下がるのです。
β受容体にはβ1、β2、β3の3種類が知られていますが、循環器系では、心臓にβ1が、血管にはβ2が多く存在しています。β遮断薬には、これら受容体を選択的に遮断して効果をより高いものにする工夫がされています。
飲んでいる薬とガイドラインの比較
薬 | 心筋梗塞二次予防ガイドライン | 備考 |
バイアスピリン錠100mg | 1. 抗血小板薬・抗凝血薬 | ?1錠。朝 |
プロプレス錠8 8mg | 2. β遮断薬 | ?β2。1錠。朝 |
クレストール錠 2.5mg | 3. 脂質代謝異常改善薬 | ?2錠。朝 |
?アーティスト錠 2.5mg | 2. β遮断薬 | β1。2錠。朝。 |
?タケブロンOD錠 15mg | 薬を飲むときの胃薬。朝と寝る前。各1錠 | |
?プロチゾラム錠2.5mg | ?睡眠導入剤。1錠。 | |
?エチゾラム錠0.5mg | ?睡眠導入剤。1錠。 |
?ガイドラインに書いてあって僕が飲んでいない薬と思い当たる理由
「4. 硝酸薬・ニコランジル」は短期間の薬
「5. カルシウム拮抗薬」はβ遮断薬が使えない時の薬。
「 6. ACE 阻害薬・アンジオテンシンII受容体拮抗薬」は、ハイリスク患者(広範囲梗塞,左心不全)なので、僕はそこまでいっていないのではないか。
「7. 抗不整脈療法」はペースメーカの事だと思うので、僕の場合不要。
僕の薬の飲み方・時間
薬を飲むと眠くなります。
心臓はゆっくり動き出すし、血管は広がるので、体の活性が低くなるから、だと思っています。
(医者は否定しています。)
医者に「睡眠薬代わりにのんだら」、と医者に聞いたら、
「一番の問題は昼間 なので、夜寝る前に飲むと効果が半減する。」
との事。
朝、飲んでいます。
*夜寝る前には睡眠導入剤、タケブロンOD錠:1錠、エチゾラム錠0.5mg:1錠
僕が飲んでいる薬です。(左上が朝。右下が夜寝る前の睡眠導入剤)
僕が実際に感じる副作用
時々(この1か月くらいはない、程度の時々)胃が痛くなります。
胃が痛い時は、「バイアスピリン錠100mg」を飲まないようにしています。
医者も「いいんじゃない」との事でした。
朝、薬を飲んだ後、おしっこ、が何度かしたくなります。
これは、降圧剤のせいではないか、と思っています。
僕の場合、会社に勤めていないので(フリーランスの自宅プログラマ)
問題なく、あまり考えたことはありません。
以上の2点が、直接感じる副作用です。
なお、アスピリンについては、どの製薬会社のサイトにも、「胃痛」を伴うときがある、旨書いてあります。最近では「癌にもなりにくい」との発表もありました。
2014年09月13日 イギリスで発表されたようです。
癌細胞を撃退してくれるアシスタントのコレステロールを減らしているんで、癌になるんだろうな、くらいに考えていた僕にとっては、うれしい話です。
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