心筋梗塞から復活した人–「伊東光晴」先生



 

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今月、世界を代表する経済学者・ピケティが来日し、経済学がブームになっています。著書「21世紀の資本」は6千円近くする本にも関わらず、発行部数は100万部を突破。今の安倍政権の政策だと、「格差は広がる」旨、東大で行った講演でも言っています。

その半年前、安倍政権批判「アベノミクス批判――四本の矢を折る」を書いた日本の経済学者

伊東光晴先生が、重篤な心筋梗塞から復活しています。

 

Wikipedia:「伊東光晴」

 

伊東光晴先生の生年月日

1927年9月11日(現在:87歳)

 

心筋梗塞発症時の年齢

2012年2月15日(発症時:84歳)

 

発症時の状況

東京都千代田区内幸町の日本記者クラブで「原子力発電の経済学」の題で講演中。

30分ほどして言葉が途切れ、心肺停止。

幸いなことに、

講演を聞いていた中に医師がいた、

さらに、

AEDが近くにあった

為に、すぐに脈と呼吸は戻った。

*なお、当時、「原発」の問題で精力的に講演活動をしていた。

 

入院

意識は戻らず、3週間低体温治療

奇跡的に意識を取り戻す。

倒れて約1カ月、東京医科歯科大病院に入院。

また、AEDの影響で、肝臓が破れた為、縫い合わせ手術。

 

退院後

アベノミックスの経済政策を分析

2014.7に

「アベノミクス批判――四本の矢を折」

を発表。

2014.12に行われた衆議院解散総選挙で、反自民党のバイブルとない。

現在(2015.2.8)も、今は体調を気遣いながら「人生最後の論文を執筆している」という。

なお、心拍数が40程度で、成人男性の正常値の半分程度しかない。主治医からは『いつ倒れてもおかしくない』と言われている。