心筋梗塞の重症度



天海祐希さんが心筋梗塞、舞台降板 診断は軽度」のニュースが入ってきた。

下記心臓の図でわかる通り、詰まった(狭窄)した場所で全然違う。

 

一桁の場所が詰まると死んじまう確率がぐんと上がる。(50%)

心臓の壊死も進むのが著しく早い。また。

助かるポイントは「早く見つかる」事で、舞台の最中とかけいこ中なら、至って軽いのではないかと思う。

右の冠動脈には場所を特定するために番地のようなものがあり、狭窄などの病変があった場合は「何番に何%の狭窄があります」などと言い表されます。

右冠動脈は始まりを「1」として「2」、「3」と続き、大きく二股になった部分を「4PD」、「4AV」となっています。

左冠動脈は始まりを「5」としてそこから大きな枝前下行枝と回旋枝に分かれます。

前下行枝に沿って「6」、「7」、「8」となり、分枝を「9」、「10」としています。

 

回旋枝を「11」、「13」、「15」として、分枝を「12」、「14」としています。

これらは心臓の世界では一般的に使われており、この分類を AHA分類と呼んでいます。

上記の図のうち1,5,6,7,11 の場所が詰まってしまった場合、かなりのダメージが予想されます。逆にいえば、それ以外であれば、重体までは至らない可能性があります。

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このサイトは「天海祐希さんが心筋梗塞」のニュースとともに

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から、2013.5.9に移行しました。

多少の修正・加筆を行っています。