2011年の心筋梗塞後のリハビリの動向



今年は、心筋梗塞のリハビリで流れが変わった年だったような気がします。

http://blog.goo.ne.jp/jp280/e/8505edf219ec9d1617ad013ddcf743e7

名古屋高裁で、患者勝訴の逆転判決 がありました。

判決自体は、単に医師の過失を認めたものですが、最も影響を受けると思われるのが、 リハビリです。今までは通常7割は心臓が休んでいる、3割壊死しても残りの7割を鍛えれば元に近く戻れる、という概念が支配的でした。

今年はこの概念が覆った年ではないでしょうか。

壊死したものは戻らない、余分なリハビリをすれば、死につながる、という考え方が支配的になっていくのではないでしょうか。

例えば週休2日で160時間働いていた心臓が休みなしで240時間働くことになるのと同じことです。

これでは、残りの心臓が怒ってしまいます。