数字で見た心筋梗塞



1.日本の死亡全体像

日本では、年間100万人の人が死んでいます。

そのうち「癌」が30%、心臓(心筋梗塞を含む)が「17%」、脳血管が「12%」。

循環器系と癌が全体の死亡原因の60%を占めています。 ?

 

2.グラフを見ていただくとわかりますが、 世界の人と比べた日本人の心筋梗塞の死亡率はかなり低い。

どう考えても日本人の心筋梗塞の死亡率は欧米に比べ欧米人の基準で、高脂血症や高血圧を放置すると心筋梗塞で死ぬぞというのも、ちょっと違うかもしれない。

また、70歳までは、そんなにたいした死亡数ではない。

全死者数が1028708人に対して、70歳以上で亡くなった方が752817人、

69歳までに亡くなった方は275891人でほぼ4分の1。

しかも、69歳までに亡くなった方は癌で死ぬ人の方が心筋梗塞や脳卒中で亡くなった人より断然多い。